昨日、台風対策をしていたら近所のおばぁが来て、ゆんたく。

子育ての話
苦労話
今は亡き旦那様の話
etc

台風前って（よほどデカイ台風じゃない限り）みんなヒマになる。
畑に行けないし、ゲートボールも無い。
だからうちみたいな家で、ゆんたく。

で、別れ際に「アンタ、台風はそんなに強く吹かないから難儀するな！」と言い残して帰って行った。
これ以上台風対策しても意味無いよ、ってこと。

予想でも「非常に強い台風」から「強い台風」になっていたし、確かに恐れるほどのパワーではない。
でもね、いつも思うんだけど、なんでおばぁ、わかるわけ？
私はネットで常にチェックしているから、わかる。
おばぁはさ、一番最新でも朝のニュース以来の情報だはず！

このおばぁだけじゃない。
前に住んでいた集落のおじぃやおばぁ達も、みぃんな【風を読んでいた】
熱帯低気圧が台風になったとたんに「あの台風はみゃーくには来んよ」とか「あれは来るよ。今から準備しておけよ」とか。
雲や、空気や土の香り、いろんなものから情報を得ているのだろうか？

で、昨日の台風。
案の定、３０ｍ/秒前後の風。
３０ｍなんて冬の宮古島では数日おきに吹いてる風だ。
速度も早まって東にそれたから暴風域の直径距離を耐えずに済んだし、楽しみにしていた台風の目も宮古接近と共に消え去ってしまった。

やっぱりスゴイ、おばぁの知恵。


近所のバナナの木。
花が咲いて、後はバナナが実るだけだったのに、花の咲いてる木だけが、見事に撃沈。